ズッキーニはどこの国が発祥?意外な歴史や美味しい活用術を詳しく解説!

ズッキーニはどこの国が発祥?意外な歴史や美味しい活用術を詳しく解説!

スーパーの野菜売り場で、きゅうりの隣に並んでいることが多いズッキーニ。見た目はきゅうりにそっくりですが、実はカボチャの仲間だということをご存じでしたか?最近では日本の家庭料理でもよく使われるようになりましたが、「そもそもズッキーニはどこの国から来た野菜なの?」と疑問に思う方も多いはずです。

おしゃれなイタリア料理やフランス料理のイメージが強いズッキーニですが、そのルーツを辿ってみると、意外な国々を経由して私たちの食卓に届いていることが分かります。この記事では、ズッキーニがどこの国で生まれ、どのようにして世界中に広まったのか、その興味深い歴史を紐解いていきます。

さらに、新鮮なズッキーニの選び方や、栄養を逃さないための調理のコツ、長く楽しむための保存方法まで、ズッキーニの魅力を余すことなくお伝えします。この記事を読み終える頃には、あなたもズッキーニ博士になっているかもしれませんよ!

この記事を読むと、以下のことが分かります。

  • ズッキーニがどこの国で誕生し、どのように進化してきたか
  • ズッキーニときゅうりの決定的な違いと植物学的な正体
  • 世界各国で愛されているズッキーニを使った代表的な料理
  • 栄養を効率よく摂取するための正しい調理法と保存の秘訣
目次

ズッキーニはどこの国で生まれたのか歴史のルーツを辿ってみよう

ズッキーニはどこの国で生まれたのか歴史のルーツを辿ってみよう

ズッキーニのルーツを探っていくと、実は二つの国が重要な役割を果たしていることが分かります。一つは「野生の祖先」が生まれた場所、そしてもう一つは「私たちが今食べている形」に改良された場所です。

祖先は中南米のメキシコ産

ズッキーニの遠い先祖を辿ると、その原産地はメキシコを中心とした中南米にたどり着きます。今から数千年以上も前から、この地域ではカボチャの仲間が栽培されていました。当時の人々は、現代のズッキーニのような柔らかな実を食べるのではなく、主に種や硬い皮の中にある果肉を食べていたと考えられています。

16世紀にコロンブスがアメリカ大陸に到達した際、他の多くの作物とともにこのカボチャの仲間がヨーロッパへと持ち込まれました。これが、ズッキーニが世界へ旅立つ第一歩となったのです。しかし、この時点ではまだ、私たちが知っている細長いズッキーニの姿ではありませんでした。

19世紀後半のイタリアで今の形に進化した

ヨーロッパに渡ったカボチャは、特に地中海沿岸の国々で独自の進化を遂げます。その中で、19世紀後半のイタリアにおいて、未熟なうちに収穫して食べる現在の細長い品種が選抜・育成されました。これが、私たちが今日「ズッキーニ」と呼んでいる野菜の誕生です。

名前の由来もイタリア語にあります。イタリア語でカボチャを意味する「zucca(ズッカ)」に、「小さい」という意味の接尾辞がついた「zucchina(ズッキーナ)」が語源となっています。つまり、ズッキーニは「小さなカボチャ」という意味なんです。イタリアの人たちが、大きく育つ前の柔らかいカボチャを好んで食べたことから、この新しい野菜が定着していきました。

日本にやってきたのは1970年代頃

ヨーロッパやアメリカで広く普及したズッキーニですが、日本での歴史は意外と浅いものです。日本に本格的に導入されたのは1970年代後半から1980年代頃と言われています。当時は「新顔野菜」として注目され、イタリア料理ブームとともに一気に認知度が高まりました。

最初はアメリカからの輸入がメインでしたが、現在では長野県や宮崎県を中心に、日本国内でも盛んに栽培されています。当初は「おしゃれな洋食の食材」というイメージが強かったズッキーニも、今ではスーパーで手軽に買えるお馴染みの夏野菜として、日本の食卓にすっかり溶け込んでいます。

きゅうりとの決定的な違い

見た目がきゅうりに似ているため、同じ仲間だと思われがちですが、実は全く別の植物です。きゅうりはウリ科キュウリ属ですが、ズッキーニはウリ科カボチャ属に分類されます。植物学的には「ペポカボチャ」という種類の仲間で、実はカボチャの親戚なのです。

これを裏付けるのが、ズッキーニを切った時の質感です。きゅうりは水分が多くてシャキシャキしていますが、ズッキーニは少し粘り気があり、加熱するとナスのようにトロッとした食感に変わります。また、きゅうりは生食がメインですが、ズッキーニは油との相性が非常に良く、加熱調理することでその美味しさが最大限に引き出されるという特徴があります。

ズッキーニはどこの国の料理とも相性抜群!人気のレシピと栄養素

ズッキーニはどこの国の料理とも相性抜群!人気のレシピと栄養素

ズッキーニはクセが少ないため、どこの国の料理にも合わせやすい万能な野菜です。和・洋・中、どんな味付けにも馴染むので、一品足りない時の救世主になってくれます。

フランスの家庭料理ラタトゥイユ

ズッキーニを使った料理として真っ先に思い浮かぶのが、フランス南部のプロヴァンス地方に伝わる郷土料理、ラタトゥイユではないでしょうか。ナスやパプリカ、トマトなどの夏野菜と一緒にオリーブオイルでじっくり煮込んだこの料理は、ズッキーニの美味しさを存分に味わえる一品です。

煮込むことでズッキーニが他の野菜の旨味をたっぷり吸い込み、口の中でとろけるような食感になります。温かいまま食べるのはもちろん、冷蔵庫で冷やして食べても美味しいので、夏場の常備菜としても非常に優秀です。彩りも鮮やかで、食卓をパッと明るくしてくれます。

本場イタリアのシンプルなグリル

イタリアでは、ズッキーニはもっとシンプルに楽しまれています。厚めにスライスしてオリーブオイルでグリルし、塩と少しのハーブを振るだけで、立派なサイドディッシュになります。じっくり焼くことで甘みが凝縮され、外は香ばしく中はジューシーに仕上がります。

また、イタリアでは「花ズッキーニ」といって、実が大きくなる前の花の部分にチーズやひき肉を詰めて揚げた料理も人気です。これは新鮮な花が手に入る産地ならではの贅沢な食べ方ですね。パスタの具材としても定番で、エビやホタテなどの魚介類と合わせると、ズッキーニの優しい味が素材を引き立ててくれます。

栄養を逃さない賢い調理法

ズッキーニには、カリウムやビタミンC、β-カロテンなどの栄養素がバランスよく含まれています。特にカリウムは塩分の排出を助けてくれるため、むくみが気になる夏場には積極的に摂りたい成分です。これらの栄養を効率よく摂取するには、調理法に少し工夫が必要です。

例えば、β-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。そのため、素揚げや炒め物にするのは非常に理にかなった調理法と言えます。一方で、ビタミンCやカリウムは水に溶け出しやすいため、煮込み料理にする場合は汁ごと食べられるスープやカレーにするのがおすすめです。最近では、新鮮なものを薄くスライスして、カルパッチョ風に生で食べるスタイルも人気が高まっています。

新鮮な個体の選び方と保存の秘訣

美味しいズッキーニを選ぶポイントは、まず表面にハリとツヤがあることです。皮に傷がなく、色が濃くて鮮やかなものを選びましょう。また、大きすぎると中に空洞ができていたり、種が硬くなっていたりすることがあるので、20cm程度の太すぎないサイズが最も味が良いとされています。持った時にずっしりと重みを感じるものは、水分が保たれていて新鮮な証拠です。

保存する際は、乾燥と低温に注意が必要です。ズッキーニは乾燥に弱いため、一本ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存するのがベストです。冷えすぎると傷みが早まるので、冷気が直接当たらないように気を付けてあげてください。もし使いきれない場合は、輪切りにして生のまま冷凍保存することも可能です。凍ったまま炒め物やスープに入れれば、手軽に調理できて便利ですよ。

ズッキーニはどこの国が原産かに関する情報のまとめ

  • ズッキーニの野生の先祖はメキシコなどの中南米が原産地である
  • 現在の私たちが食べている細長い品種はイタリアで改良された
  • 植物学的な分類はきゅうりではなくカボチャの仲間である
  • イタリア語の「小さなカボチャ」という言葉が名前の由来になった
  • 日本に普及したのは1970年代後半のイタリア料理ブームがきっかけ
  • フランス料理のラタトゥイユには欠かせない主要な食材である
  • イタリアでは花の部分に具を詰めて揚げる料理も親しまれている
  • カリウムが豊富に含まれており夏場のむくみ対策にも効果的
  • β-カロテンは油と一緒に調理することで吸収率がアップする
  • ビタミンCやカリウムを逃さないためには汁ごと食べる料理がおすすめ
  • 20cm程度の太さが均一でずっしりと重いものを選ぶのがコツ
  • 表面にツヤがありヘタの切り口がみずみずしいものが新鮮
  • 保存は新聞紙に包んで野菜室に立てておくと1週間ほど長持ちする
  • 冷凍保存する場合は使いやすい大きさに切ってから密閉袋に入れる
  • 和食の天ぷらや味噌汁の具材としても意外なほど相性が良い

ズッキーニは歴史を知れば知るほど、その万能さと魅力に気づかされる野菜です。イタリアで愛された「小さなカボチャ」が、今では日本の食卓でも元気をくれる存在になりました。次にスーパーで見かけたときは、ぜひその長い旅路に思いを馳せながら、手に取ってみてくださいね。

旬の時期には地元の農家さんが育てた新鮮なズッキーニもたくさん並びます。ぜひ、お気に入りの調理法で見つけて、毎日の献立に取り入れてみてください。

「今日はどの国のスタイルで楽しもうかな?」なんて考えるだけでも、料理の時間が少し楽しくなるはずですよ。

記事の信頼性を裏付ける参照資料一覧

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